院長コラム

あれ?私は何と戦っているんだろう?
院長コラム 5月29日

熱を出している方、多いです。年齢問わず、結構高い熱の子たちもいます。でも、先週一週間で当院でコロナ陽性の方はいらっしゃいませんでした。インフルエンザはちらほら。

だからといって、アデノや溶連菌でもなく、RSやヒトメタニューモウイルスを思わせる所見でもない…。 はて?!

これまで「コロナかそれ以外か」という単純な診療をやってきてしまった我々への戒めのようです。

ウイルスを同定することが大事なんではなく、状態の判断と治療が大事なのだともう一度ちゃんと原点に戻ってやっていかなくちゃな。

勢力争い
院長コラム 5月22日

この春はコロナが弱毒化し始め、途端にインフルエンザが名乗りを上げてきました。

それに続けと言わんばかりに、他のウイルスが続々と生存をかけて(実際には生きているわけではありませんが)流行しています。

ちょうど、免疫が切れてしまった私達はいい餌食です。

でも、同じ現象はあらゆるとこで起きていて、例えば腸内善玉菌と悪玉菌の争いも、善玉菌が弱まるとみるみるうちに悪玉菌が蔓延ってきます。

人間の争いも、正にこのレベル。

勢力争いは生き物の本能なのかもしれません。

ま、人間に関しては本能があっても理性で制することはできるはずなんですけどね。

逆に言えば他のウイルスが出てきたってことはコロナは新型として勢力を失ったということ。

元々風邪のウイルスですから、そこに帰っていくんでしょうね。

ロシアも潮時かな。

勢力争いが本能なら引き時を間違えると生存が危うくなる事も本能でわかるはず。

一人を助けることの大変さを知っている身としては、敵方兵士を何人殺したと誇らしげに語る人がどうしてもまともな人に思えないんですよね。

さて、コロナ感染者数は?
院長コラム 5月15日

5類に変更後コロナ感染者数を聞いた方はいらっしゃるでしょうか?

もう気にしてない方、気になるけど気にしないようにしている方、ニュース見てても言わないなぁと思っている方、様々だと思います。

答えは「まだ発表されていない」です。

定点という指定医療機関での発生数から全体の数を推測して流行具合を報告するやり方ですが、当然全数把握ではないのでなんとなく増えてるとか、減ってるとかそういう感じになります。

インフルエンザが正にそうですよね。

医療機関でも、対応を決めてはいたものの、あたふたです。

あれ?どうなんだっけ?という感じです。

でも、圧倒的に気も楽になりましたし、人的にも空間的にも楽です。

3年間とても面倒くさくて大変なことをやっているうちに、それが普通になってしまった恐ろしさを感じます。

もちろん、健康に気をつけて生活することは必要ですが、こうして徐々に恐怖を忘れて行かなければいけないんでしょうね。

整えよう
院長コラム 5月1日

ゴールデンウィークだ!!

コロナ禍の終了ももうすぐだ!!

嬉しい(と、いっても運動部の下の娘の練習と受験生の上の娘のため旅行なんてとても行けないんだけど)。

でも、浮かれる前にちょっと考えてみませんか?

コロナ禍になる前、私達は少しずつ利己主義になり、自分のために、自分の家族のために、お金のためにだけ生きていく流れになってしまっていました。

やなせたかしさんが、今の私達よりもよっぽど辛い時代を経験した人が、アンパンマンというあの偉大なヒーローを作り上げました。

アンパンマンは常に「人のために尽くすのが僕の喜びなんだ。」と言います。

それを見て育った子達が、何故小学生になってサラリーマンになって安定した生活を送りたいと言ってしまうのか?

日本の問題は少子化だけじゃない。

生きる目的を見失った子供が多いことだ。

それはほぼ全て大人のせいだと思う。

今のあなたの仕事は、本当にお金のためだけにやっている仕事ですか?

コロナ禍で、命は簡単に奪われてしまうものだ、人生は永遠じゃないことを実感した方は多いと思う。

今日の私の生き方は、あなたの生き方は、本当にそれでよかったですか?

私はアンパンマンにはなれないけれど(逆に注射を受ける子供にアンパンマンを呼ばれてしまうこともあるけれど)、近くにいる人に手を差し伸べることはできるかも。 まだ遅くない。

せめて、子供達のあこがれが、お金を稼ぐ人ではなく人を助ける人になるように、心を整えていきませんか?

統計学
院長コラム 4月24日

あ、今題名見て「これはちょっと」と、読むのをやめようと思った方、いらしたでしょう?

そう、この小難しい厄介な統計学。

でも医学の殆どはこれで成り立っています。

わかりやすい例であげると、インフルエンザのタミフル。

臨床的には内服後ほぼ次の日には解熱が得られます。

でも、これが統計学になると、自然経過に比べて1日だけ熱が短いだけになる。

いやいや、インフルエンザなんて、ほっといたら1週間位発熱続きますからね。

きついです。

じゃあ何故実際と統計学が差が出るのか。

これにはいくつかの理由があります。

一つは内服のタイミング。

発熱後72時間以内に内服となりますが、これが2時間の人もいれば71時間の人もいる。

当然効きは違います。

また、途中で肺炎や中耳炎を合併したりしても熱の長さは長くなるでしょう。

どの薬も10人に1人は耐性ウイルス(インフルエンザの耐性は、その人の中でどのウイルスが増殖するかによって決まるので、耐性ウイルスの人からうつっても、耐性ウイルスが増えないことがあります。)が存在します。

そして、中にはインフルエンザでも3日ほどの自然経過で熱が下がる人もいます。

それらをぜーんぶひっくるめて統計、有意差(意味のあるデータ)となります。

実際に統計学をやってみると、日常ではこれはかなり差があるでしょうと思ってもなかなか有意差は出ません。

この統計の高いハードルを乗り越えなければ薬として出てきません。

その中で薬の有効性、タミフルやゾコーバ(コロナの軽症者用の薬)などは一日違うデータを出すということは、実際には何日も違ってくるということです。

論文の結果だけ、かいつまんで知識としてしまうと、「一日しか違わない」という誤った認識になります。

何でもそうですが、人を見かけだけで判断してはいけないように、物事は正確に、慎重に判断していきたいですね。

月曜日から小難しい話、失礼いたしました。

新しい生活
院長コラム 4月17日

新年度に入り、新しい生活が始まったお子様も多いと思います。

世の常なんですが、人が入れ替わると感染症も入れ替わる。

新年度の初めは風邪をもらいがちです。

でも、中には新年度らしい姿を見せてくれている子達もいます。

診察や注射のときに、新しい学年になったから頑張る子がちらほら。

年中さんになったから診察は泣かない、小学生になったから注射頑張る。

年度が変わったからと言って何が変わってるわけでもありませんが、一つ上の学年になったことで自分の心を変えるきっかけにする姿はとても頼もしいし、感心させられます。

新年度、大人たちも負けてられません。頑張りましょう!

ニュースにもなりませんが
院長コラム 4月10日

もうコロナ患者さん数、ニュースにもなりませんが増えてます。

ま、ずっと増減を繰り返しているので、集団免疫の落ちてきた頃にまた増えるのは自然なことなんだと思いますが。

新しい生活が始まった方の多い春。

新しい友人や、先生、上司、部下、後輩達との交流が盛んになり、それが必要だし当たり前なんですが、ちょっとだけご注意を。

マスク外してもいいなんて御布令を出されちゃってるもんだから、まるで外してもうつらないとかうつっても大丈夫的な感じに受け取られますが、さにあらず。

5/7まではちゃんと隔離され、濃厚接触者にされます。

だ・か・ら、減ってるときに5類にすりゃいいのに、多分5月には相当な数になっていると思います。

オミクロンBA型はかなり軽症の方が多かったですが、ニュータイプはどうなんでしょう?

ちょっとそれよりはキツめな印象がありますが。

あーあ、あと一月、まるで時代遅れの制裁人みたいなことをしなきゃいけないのか。

ほんと気が重い。

でも、決まりだからやらなくちゃ。

皆さん、くれぐれもあと一月だけ、かからずにご注意お願い申しあげます。

おめでとう!!
院長コラム 4月3日

ご入学、ご入園、ご進級、そして何も変わらない社会人の皆様、おめでとうございます。

あー、もうホントこのタイミングで5類に何故しなかった?!

また増えて来ちゃったじゃないですか。コロナ感染者数。

思えば、3年前戦々恐々としながら得体のしれないウイルスを相手に、それでも診療拒否はだめだろうと手探りで戦った相手も今や風邪以下の存在になりました。

元のコロナウイルスに戻ったと思われます。

後は政治がまだ2類にしているだけ。

皆さんもそう思っていることでしょう。

だからマスク外しても大丈夫と思えるんでしょうから。

でも、でも、あともう少し待ってください。

今かかったらまだ濃厚接触者も同定しなきゃだし、隔離もされなきゃいけない。

5類になったときの隔離期間とかまだ発表はされてないけど、今かかるのは損でしょ。

でも、やっぱりまた増えてきました。

大体東京都で2000人を超えてくると東村山市でも拝見するようになるので、下手したら新学期開始くらいのタイミングでしょうか。

今や我々の敵はウイルスでなく社会的枠組みになったようですが、未だに5類になったあとの隔離期間が発表されないのは決まってないから?

おっそ。

とはいえ、もう少しです。

ウイルスとかアルコールとか、マスクとかうがいとか手洗いとか。

全部忘れてやる!と思える日がやっとくる。

と、同時にこの3年培われた自分主義、自分達の身は自分で守る。

他人はウイルスを持っているかもしれないから無視する。

みんな敵で、ウイルスの元だー!的な発想。

止めないといけません。

心の準備、できていますでしょうか?

えっ、怖っ!
院長コラム 3月27日

マイナカード、もう取得されましたか?ところで、このマイナカード、あと2年程で健康保険証と一体になるそうです。

どうやるかご存知でしょうか?実はちょー簡単。

クリニックや薬局で受付時マイナカードで受付すると、最後に「保険証のとの連携をしますか?」とでて、「はい」にするとものの20秒程で連携完了です。

えっっ?!ちょっと待って、保険証情報どこにあったの?

これは医療機関側からだからわかることなんですが、保険証情報はクリニック側からは出ていません。

クリニックのパソコンは何も動いていないのに、マイナカードの読み取り機の中で連携されるのです。

つまり、保険証情報は既にメタデータにあり、ただ単に紐付けされるだけなのです。

未確認ですが、銀行口座も然りかも知れません。

でも、でも、保険証情報や口座情報、政府に開示していいなんて誰が決めましたっけ?

そもそもこのメタデータ、誰までが見れて、誰からが見れないんでしょうか?C国にハッキングされることはないんでしょうか?

これまで私はマイナカードは政府に個人情報を提供するリスクがあるものだと思ってたのですが、実は情報はもう持たれているようです。

むしろ、情報持ってるぞと言うことを国民が知るリスクを、政府がおかした事業だったんだと思います。

頼むから悪用とか、リークとかほんとやめてほしい。大丈夫なんですかね?

サボり気味で…
院長コラム  3月22日

すみません。また掲載が遅れました。

でも、そのお陰でWBCの準決勝を見れたあとになりました。

奇しくも、子供達のなりたい職業第一位が会社員であることを見た次の日でした。

会社員、いいんです。

でも、会社に入って何をしたいかを思っている子と、ただ会社員になろうとしている子では大きな違いがあります。

人生の恐らくかなりの時間を割くであろう労働をただの金稼ぎの手段ととるか、世の中と自分の周りの人たちをより良くしようと努力するのかでは、仕事の質だけじゃなく人生の意義も大きく変わると思うんですよね。

医者は過去上位にいたはずが、同じことをやっているのに、過去ほど稼ぐ職業でなくなった途端人気が落ちました。

現実はこんなものかも知れませんが、でも間違いなく手応えのある職業であると思います。

WBCの選手たち、素晴らしかったですよね?

報道されている選手たちばかりでなく、降板のあともちゃんと盛り上げる佐々木投手とか、ブルペンでアップしてた何人かとか、兎に角あそこにいた誰か一人でも諦めたら駄目だったんだと思います。

苦しくても、信じて頑張る。

傷ついたり落胆することを恐れない。

そして失敗してもそこから立ち直る。

安定した人生は苦しみも少ないけど、喜びも少ない。

もう一度夢を見ること、頑張ること、子供達にもやらせてあげたいんだけどな。

朝の駅前
院長コラム  3月14日

一日遅れの院長コラムです。すみません、忘れてました。

市議会議員選挙が近いんでしたっけ?

朝の駅前に多くの議員候補の方が立って挨拶されてます。

皆さんに挨拶を返すと、米つきバッタ状態になってしまいます。

でも、毎朝通っていると、選挙関係なしに毎朝挨拶運動されている方や、定期的に活動報告されている方がわかるので、逆に選挙のためだけに立っている方もわかります。

それって、私の目から見るとオリジナリティに欠ける行為だし、日頃の努力も疑問視されるからやる意味ある?と思ってしまう。

日頃やっている方は毎朝毎朝、どんな天気でも、無視する人がいても一人ひとりにお声がけされてますよ?

その中で無視していた一人、二人が挨拶を返すようになり、コミュニケーションが生まれていく。

でも、選挙のためだけに挨拶されてもねぇ…。

例えば、挨拶でなく、あの混沌とした駅前の横断歩道でちょっと人や車の誘導をしてみるとか(おまわりさんに言ったんですが、誰もやってくれないので)、噴水の池の掃除をしてみるとか、二番煎じでないアピールをしてくれないととても投票する気にはなれないでしょう。

でも、そういうことなんだと思う。

日本経済が停滞したり、地元に活気のない理由は。

昨日と同じ今日であったり、言われたことだけをしていたり。

一人一人が頭を使って昨日より良い今日にするために何をすべきか、どうすべきかを考える。

そのちょっとした変化の集積が全体の発展へつながる。

自分のためにじゃなく、隣の人のため、グループのため、会社のため、日本のため、世界のためにちょっとずつ考えてやってみませんか?

花粉症と風邪
院長コラム  3月6日

3月に入り、風の強い日が多く、花粉も多く、花粉症の方にとっては地獄のような毎日が続いています。

うちの子たちも昨年までより強い薬でないと効かないようです。

さて、そんな中、鼻風邪も流行り、風邪なのか花粉症なのかとてもわかりにくくなっていますね。

まして、花粉症の方が鼻風邪をひかれるともう大変です。

いくつか見極めのポイントがあるのでお伝えしておきます。

1.年齢
乳児では花粉症はほぼありません。まだアレルギーが育っていないからです。

2.熱を伴わない、蓄膿になりにくい
アレルギーの鼻水はサラサラしていて量が多いです。このため、余り色がついてきません。また、発熱することはありません。発熱を伴う場合は感染症と考えてください。

3.雨が降ったときと晴れの日が格段に違う
花粉症の方は雨の日とても楽になります。舞っている花粉が落ちるからです。が、その後の晴の日には地獄を味わいます。こういった乱高下があるかないかで判断できます。

4.血液検査で花粉症は判断できない
皆さんよく花粉症かどうか検査してくださいとおっしゃいます。アレルギー全般そうですが、血液検査と症状は必ずしもイコールではありません。アレルギーの数値が出でても食べても平気な食物アレルギーがあるように、同じ数値でも花粉症の方とそうでない方がいらっしゃいます。このため、花粉症の診断は症状で見るしかありません。多くは風邪との鑑別になります。

風邪か花粉症か、必要になるお薬の強さ、長さが変わってきます。

逆に言えば、私ども医師が判断する上で上記の情報があるととても助かります。

お子さんを注意深く見て、教えていただけると助かります。

誘導?
院長コラム  2月27日

他国がおかしいことをしているのは何故かよくわかる。

ヒトラー紛いのことをしている某国の指導者が、相手国をナチだというのは笑止千万だ。

でも、それが自分の国だと分かりづらい。

なぜだろうか?

情報を操作され、嘘は言わなくても、伝えられないことが多くなれば見方は変わる。

例えば、北Cがミサイル発射、すごいの持ってるぞ。

C国が狙ってるぞという報道を増やせば、軍事費を増やすのには好都合だろう。

そういう何気ない、気をつけなければわからない操作で私達は操られようとしている。

R国の人々もその渦中にあるのだと思う。

正しいことが何なのか世の中の誰もが知っている。

でも一部の正しくない、権力を持つ人たちの力で正しいことが歪められている。

騙す方が悪いのか、騙される方が悪いのか。

騙す方が悪いにきまっている。

でも、騙されないように賢く注意深くいなければいけないのだとR国を見ていて思う。

子育て
院長コラム  2月20日

子供が減っている。人口の減少はそのまま国力の減少だ。

政府は慌てて「お金出すから子供を産んで」とやっている。

コロナでもそうだったが、人を動かすのに金を出せばいいと思っている奴らにはほんとうんざりだ。

私自身はもう子供を産む年ではないが、二人の子を育てて子育ての大変さは身にしみている。

子育ては究極の自己犠牲だ。

自分の時間、やりたいこと、食べたい物、それまで当たり前のようにできていたあらゆることが制約される。

仕事やキャリアだけではない。

頭で考える男性たちは、このキャリアのみに目が行くのだろうが、母親たちが犠牲にしている自分の時間や、好きな食べ物や、好きなことをする時間や、ちょっとしたそういうことの犠牲の積み重ねがあることは理解できないようだ。

そして、私達が母にしてもらったように、見返りを期待しない愛と犠牲を注ぐ。

だからこそ小さい子にとって母は神様のような存在なのだ。

見返りは唯一つ、子供の笑顔。

でも、これができないからと言って誰が責める事ができるだろうか?

こんな過酷な修行をする人を増やしたいなら、育児を分担する人を増やすべきだ。もちろん夫。保育園。祖父母。

下の子の育休中はできるだけ預けるなとか、室温が高いだけで熱で呼び出すとか、そういう保育じゃなく、ちゃんとお母さんたちの支えになる保育をやる保育園。

もちろんそのためには保育園にもっと余裕がなければいけない。

どうせお金を使うならそういう方に使うべきだ。

母親に一人で頑張らせるな。

相談に来たら相談にのるんじゃなく、24時間の子育てというハードワークを24時間でなくす方法を。

自分も子供も楽しい子育てとする、そうしなければこの国は滅びるんだと思う。

どのお母さんも、とても頑張っている。

でも、頑張らずにできる子育てにしないと、子供は決して増えないと思う。

え?罠?!
院長コラム  2月13日

コロナが5類に格下げになる前にマスク解除になるらしい。

そもそも医療機関以外でのマスクって国から言われてしていたものなんだったっけ?

ん?!でも、マスク外していいですよー。でもかかったら一週間隔離ですよー。家族は濃厚接触者ですよ〜。って、何の罠?

そもそもマスクは個人の自由でいいんじゃないですかね?

政府の決めることなんでしょうか?

だって、コロナ以前からされてた方もいらっしゃいますよね?

それよりも、何度も言いますが、濃厚接触者、外してください。

ワクチン打ってて感染しない人もいるし、研究用キットで陰性確認して出ちゃう人もたくさんいます。

意味ないです。真面目な方がバカを見る、そういう状態なんです。

あと、学校保健法!決めるならそっちが先。で、5類が先。それからマスクでしょ。

順番、逆じゃありません?

やっぱりインフル
院長コラム  2月6日

久しぶりにインフルエンザの流行を見てます。

なんか忘れてましたけど、やっぱりインフルエンザはきつい疾患ですね。

今やコロナの感染の方より、インフルエンザの方のほうがずっと辛そうです。

これが5類ならコロナの5類も本当に必要なのか疑問です。

さらに、なぜ5月までは2類?!

同じ疾患にかかって、5月以降は濃厚接触者にならないのに、今は濃厚接触者で自宅待機って言われたってそりゃ守りたくないでしょ。

まして東京都はその説明とお願いを医療機関がやってます。

保健所のようにお役所の権威を翳せない我々は、濃厚接触者の方に「はっ?」と言われてそっぽを向かれても何もできません。

これが5月まで続くんですか?

いい加減悪役もやってられなくなりました。

そろそろ保健所さんに仕事返したいんですけどー。

今でしょ
院長コラム  1月30日

さて、大分落ち着いてきました。コロナ感染。

ま、株の変わり目とインフルエンザの台頭で一時的なものと思いますけどね。

なぜか知らないけど、5類に落とすのは感染が下火のときと決めているようで、なら今でしょ!

もっと前から決めておかなきゃいけなかったことを、自治体が間に合わないとか言って、そうさせたのは政治の皆様でしょ?

これを官僚の方が決めているのだとしたら、随分とレベルが落ちたものだ。

どうせ、ゴールデンウイークで報告者が減るから人数が少ないときに5類にできると踏んでいるんでしょうけどね。

でも8波はきっとかなりの人数の感染者数があったから(数えられた人数の多分3〜4倍?)集団免疫のあるうちに移行したほうがいいけど、ちょうど切れた頃になるんですよね。5月だと。

でも、ご心配なく。明けに5類になるとわかっててわざわざゴールデンウィークに検査を受けたがる人は少ないと思います。

だって明けてから受ければ濃厚接触者として家族に迷惑かからないから。

それよりも、5歳未満の接種、進めさせてください。これまでに乳児で辛い思いをした子、いっぱいいます。

トップの判断が遅いと割りを食うのは国民です。

消費税あげて物価高騰してて、光熱費高騰、収入上がらずに国民が苦しんでいるときに増税して軍事費上げるとかボケたこと言う前にやることあるんじゃないですか?

さあ、どうする?
院長コラム  1月23日

やっとやっと5類へ。

1年遅い位の政策だが、先日3年前から感覚が更新されていない方と会った。

駐車場に濃厚接触者の方の診察に行ったのだが、自分の駐車位置の近くだったのがお気に召さなかったらしい。

午後の診療時間のほとんどの間、クリニックの電話回線を占領された(お電話くださった患者様方には大変ご迷惑をおかけしました)。

O氏(仮称)は様々なことでクレームをつけてきたが、その、人のドス黒い部分をさらけ出した主張は3年前に感染された方が受けたヘイトそのものだった。

日頃から様々な感染症と会っている小児科医の私からすると、今更自分たちの周りに多くのウイルスがいることに気づき、恐れおののく姿はいささか滑稽にも見える。

まして今や感染していない方のほうが少数派であろう。

そういえば、当時は医療関係者もヘイト対象になったっけ、と思い出した。

実際、ウイルスを持っているといけないと、旅行はもちろん、ディズニーにも行くのを控えたものだ。

でも、5類になる。

登校、登園の制限はあるであろうが、感染していても普通に町中を歩ける。

それで合法なのだ。

そうなると、ヘイトする人たちのほうが違法になる。

O氏のような人は他にもいるだろう。

学校関係の方の対応も時々行き過ぎと思うときもある。

考え方の更新を今こそしないと、私達はただの迷惑な嫌な奴に成り下がってしまいやしないか。

ねぇ、間違ってるから!
院長コラム  1月16日

もう3年になるコロナ禍。

今や天災というより人災になってきています。

現場にいると「なんかもうぐちゃぐちゃ」という感じです。

色々な人が色々な間違いをする。それは患者さんだけでなく、医者達も同様です。

整頓がてらいくつかあげてみますね。

1:抗原検査キット陰性はコロナ陰性じゃありませんから!

これに関しては信憑性は50%以下です。

何度も書きましたが、医療現場でさえ抗原検査キットでの検査はかなり状況を絞って使います。

まして、ちゃんと綿棒入れられました?タイミングは大丈夫?

唾液のは鼻に入れるタイプよりさらに陽性率下がります。

70%くらいです。

タイミングが良くないと抗原検査キットの検出率は50%とすると唾液のはその7割なので35%程度しか拾えません。

陽性なのにですよ。

そんなの意味あります?

2:医師法上医師は症状で診療を拒否してはいけない

発熱患者さん見ないクリニックがたくさんあります。

でも、原則医師法でそれは許されていません。

2類相当感染症だから、適切な対策を取れないならコロナ感染がわかっている患者さんの診療ができないのは合法です。

でも、発熱患者さんみんな見ないのは、例えば予防接種専門外来中とか、ちゃんとした理由がない限り医師法違反です。

当院は発熱の方を拝見していますが、別にだから特別な補助金が出てるわけでも、特別なワクチンを打っているわけでもありません。

まして、発熱者を見ていない先生方から患者さんのご紹介のお電話1つも頂いたことがありません。

あなた方、法律違反ですよ。

3:抗原検査キット配っといて、陽性になったら放りっぱなし

いいですか?抗原検査キットで自分でやっていいのは13歳から59歳の持病のない方です。

なぜなら診察や薬なしでも寝てりゃ大丈夫と、放り出されてもいいという前提だから。

それが嫌な方は御自分でされないでください。

それをちゃんとお伝えせずに抗原検査キットを配る都、売る薬局、ハイリスクの方が陽性になったあとの責任、とれるんですか?

もう皆ちゃんと自分の仕事しましょうよ。

最初の目的何でした?

重症化リスクの高い方をコロナから守るんでしょ?

余りにぐちゃぐちゃ、余りにいい加減。

それでいいんですか?

年末年始のコロナ
院長コラム  1月10日

年始になって立て続けに普段保育園等に行っていない小さな子の感染が出ています。

年末年始に親戚にあって、多分無症状の大人の方から感染したのだと思います。

無症状だと本人は全く気づきませんので、常に定期的に検査をしない限り感染源になっていることすらわからないでしょう。

中国では濃厚接触者の同定をやめました。

常日頃から思っていたのですが、濃厚接触者、必要ですか?

感染した人やワクチンを打った方、打ってない方一緒くたに濃厚接触者っておかしくないですか?

例えばワクチンを何ヶ月以内に打っていれば濃厚接触者にしないとか、感染して3ヶ月は濃厚接触者にならないとかやるべきではないですか?

そもそも、濃厚接触者の同定は感染を広げないためのもの。

それが、保育園や幼稚園、事業所では濃厚接触者を同定しない。

だから広がる。

広げといて一方では家庭では濃厚接触者の同定。

小さい子に付き添っていただく親御さんには2週間近くの自宅待機をお願いしなければならない。

いくらすくってもすくっても、穴の空いたバケツに水を汲んでいるような状態で、全く機能しない。

ならいっそ濃厚接触者の同定をやめるか、科学的に絞るべきではないんでしょうか?

「保育園や事業所」ではなくて、ワクチン何回とか言うようにね。

明けましておめでとうございます
院長コラム  1月5日

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

今日から仕事初めです。と、言っても年越しで療養をお願いした方も沢山いらっしゃるので、私としては余り年末も新年も関係なかった気分なのですが…。

私にとっての年明けはコロナの収束ですかね。

私達医療関係者は、世の中のゴールキーパーなので、ここにしょっちゅうボールが来てはいけないんですよ。

皆さんに忘れられるくらいでちょうどいい。

ま、今年も頑張りましょ!

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