院長コラム

緊急事態宣言2
令和3年1月17日)

さて、今回は「やってはいけない行動」ではなく、「やってもいい行動」について書こうと思います。

個人的に、あれはいけない、これもいけないといわれ続け、窮屈な思いをして努力しても感染者が増え、まるで努力しても成績が上がらない受験生のように自責の念に悩まされるのはおかしいと思うのです。

冬のウイルスが冬に流行っている。当たり前です。

そしてもし、徹底的に感染者をなくそうと思うのなら、夏の間に感染者がゼロになるまで、鎖国と徹底した感染経路の特定が必要だったでしょう。

でも、そうしなかった。できたのにやらなかった。なのに今になって国民の行動のせいにするのは卑怯者のすることです。

これまでおよそ1年も頑張り続けてきた人たちに失礼です。

そして強制的に人の流れを止める。なんて幼稚で野蛮なやり方なのだと思うのは私だけでしょうか?

でも、やはり感染者が増えると今までやってきたこともいけない気になる。

そして、情報は1年前と変わっていることもあるのです。ちょっと整理してみましょう。

感染は飛沫・空気感染

何度も書いている通り、新型コロナはほぼ飛沫感染、空気感染であることがわかりました。

空気感染は起こらないとしてしまった政府はマイクロエアロゾルなどと言い出しましたが、要は空気感染です。

つまり、双方がちゃんとマスクをして換気が十分な場所では感染は起こりにくいということです。

また、感染というのは1個2個のウイルスを吸入しただけでは起こりません。

ある程度まとまった量のウイルスの吸い込みで起こるのです。

どんな場所は大丈夫か

そうするといけない場所、場面が自然とわかります。屋外のイベントはほぼ大丈夫。至近距離でマスクを外して談笑しない限りはですが。

会話があまりない換気の良い施設(映画館や公共の乗り物)も大丈夫、遊園地もですかね。

飲食店はマスクを外すという意味で換気がよくなければだめかもしれません。でも、寒いですが、しっかり換気されていて談笑の際マスクをすれば大丈夫でしょう。

マスクを外したカラオケ、叫ぶ屋内イベント・・・どうかな?危なそうですね。

当初みんなが気にしていたつり革や、ドアノブ、エスカレーターの手すり、エレベーターのボタンは大丈夫ということになります。

もっとも、ノロウイルスなどはそういうところでうつるので、あくまでもコロナに関してですが。

今回の緊急事態宣言で飲食店ばかりターゲットにされた印象ですが、換気も十分だしお客さんに煙たがれながらもマスク着用を促してこられたお店の方には納得いかないものとお察しします。

だからこそ、行動する私たちがちゃんとした知識で、必要以上に怖がらずやっていく必要があるのだと思います。

経済を止めず、感染を止めるには考えて判断していくしかありません。

医療の現場について

そして謎の医療崩壊。一人当たりのベッド数が世界の中でも飛びぬけて多い日本でなぜそんなことが起こるといわれるのか???すごく不思議です。

それは、新型コロナ用にベッドを解放している施設が少ないからです。

緊急事態宣言のもう一つの目的はこれを解放させる命令を出せるようになることです。

ベッドはあります。人工呼吸器も足りています。ただ、感染扱い病床にしていないだけです。

もちろん、緊急を要する疾患用のベッドの確保は大事ですが、1年後でもよい手術用のベッドは開けておく必要はありません。

しかし、コロナを見ない先生方は病院の中でも仕事が減り、暇になる一方呼吸器科や救急医学科はとても忙しいというちぐはぐなことになります。

看護師さんたちのように、暇になった医師が他の疾患を見るシステムになっていないからです。

だから、自衛隊に医師の派遣要請をすることになります。医師はいるのに!

なんだか池上さんみたいになってしまいました。でも、世の中で起きていることを詳しく誰も言ってくれないのでちょっとお話してみました。

安全な方法を守ることは周りの人を守ること

危機管理というのは、100回気を付けても1回気を抜いて感染してしまうと100回が無駄になってしまいます。「今回だけはいいか。」ということがないのです。

でも、人間ずっと疑心暗鬼で暮らすことなんかできません。

だから、ちゃんと区別していきましょう。とくに、ご苦労されている飲食店さん。皆さんもお気に入りのお店があるかもしれません。

その方々を守るために、食事の際のマメなマスクと、場合によってはテイクアウト。どんどんしていきましょう。

安全な方法をとれば、あのお店のおいしい食事をあきらめなくてもいいんですから。

緊急事態宣言1
令和3年1月12日)

年明け早々こんな題名になるとは・・・トホホな限りですが、それでも書かないわけにはいかないでしょう。

今回は2週にわたって書こうと思います。まずは、冷静に事態を受け取るために数字のからくりをご説明しておきます。

「1/6、1/7急に感染者数が跳ね上がり、感染爆発だー!!!」という印象を受けるテレビ報道ばかりされています。

もちろん、皆さんの緊張を高めて緊急事態宣言に信ぴょう性を持たせるためには必要な演出だとは思いますが、1/6、1/7は1/4のデータです。

何かというと、年末年始休みが明けて多くの開業医や病院が通常診療に入った日のデータです。

つまり、お正月の間受診できずにいた方々が一斉に数となって現れました。

医療機関によって1/5に結果の出るところは1/6の数字に、1/6に出るとことは1/7の数字になっているはずです。

感染者数が全体的に増えていることは確かですが、跳ね上がったかどうかはむしろその後の数字に表れてくるはずです。

昨年の宣言時と違うところ

さて、もう一つ。

前回と違い、今回はマスクがあります。学校も開かれます。コロナに対する知識もあります。

夜間の飲食店ばかりがターゲットにされ、あたかも早い時間にお酒を飲まず飲食すればコロナは蔓延しないという印象です。

まあ、飲酒して感染防御が緩くなることは想像できますし、酔っぱらった方が大声を出されているのもよく目にします。でも、昼は大丈夫なのでしょうか???

マスクの着用を

新型コロナはほぼ飛沫感染です。

接触感染は現在のところ確認されていません。

ウイルスを持っている方が人に会うときちゃんとマスク着用していれば感染は起きにくいのです。

飲食の場でマスクをはずして談笑は、たとえ昼であっても感染の温床となるはずです。

それは、飲食店だけでなく、職場でも、映画館でも、イベント会場だって同じことです。

逆に飲食店でもめんどくさいですが、しゃべるときにはマスクをして・・とやれば感染の機会はぐっと減るはずです。

つまり手洗いやアルコール消毒よりも、全員のマスクです。

ご来院の際にはマスクをお願いします

さて、当院では発熱外来を設けておりません。

はじめはやっていたのですが、お子様のコロナ感染の場合、必ずしも発熱を伴わなかったり、微妙な体温上昇の方や、熱があったが今は下がっているという方の紛れ込みがあまりに多く、発熱者を区切ることにあまり意味を見出せなくなったからです。

そのかわり、万が一待合でコロナ感染の方とほかの方が遭遇しても感染させない万全の手段を講じさせていただいております。

しかしながらお子様を守るために今一度お願いです。

ご来院の際にはお子様でもマスク着用をお願いいたします。

お子様は感染しにくいようではありますが、しないわけではありません。

濃厚接触者の定義上、感染しなくても、マスクをされていないから濃厚接触者とされる可能性もあります。

保育園などで普段マスクをしていない子はしたがらないとは思いますが、お子様を守るためにぜひ着用をお願いいたします。

あけましておめでとうございます
令和3年1月4日)

新年あけましたね。今年もよろしくお願い申し上げます。

別に何が変わったわけではないですし、今年はコロナのせいであまり盛り上がりがないですが、とりあえず新年です。

さて、実は年末に車をぶつけまして・・・、年末年始で修理工場もお休みで車も気分もへこんだままの年越しとなりました。

対物なのでけが人もなく、同乗者も大丈夫なのですが、車のへこみというのはどうにもこうにも気になってしまいます。

ついでに色々とついていない日だったこともあり、とどめを食った状態でした。

でも、へこみながら、ふと、もしかして本当はもっとひどいことになっていたのではないかと思いついたのです。

本当は私自身がけがをしたり、同乗していた娘がけがをしたりするところ、車が身代わりになってくれたのではないかと。

私たちのためにその美しいフォルムを傷つけてまで守ってくれたのだと思うと、へこんでいる愛車でも妙に愛おしく思えて、彼女(彼?!)の勲章だと思えるようになりました。

実際のところどうかなんてわかりません。ただついていないだけだったのかもしれないけど、そう思うほうが気分がいいので私なりに採用を決めました。

今年もいろいろあるかもしれませんが、前向き思考!それこそが強さです。コロナにも負けず、頑張っていきましょう。

早く修理しなくっちゃ。

2020年下半期の院長コラムはこちらからご覧ください。

2020年上半期の院長コラムはこちらからご覧ください。

2019年上半期の院長コラムはこちらからご覧ください。

2019年下半期の院長コラムはこちらからご覧ください。


このページの先頭に戻る